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ウィズコープ 2024年 6月号 テキスト版

ウィズコープ6月号

 

海の恵みを未来に残す ~おいしく食べて環境を守る~

 

海の恵みは私たちの毎日の食卓に欠かせません。
海の生き物は、豊かな森が生み出す栄養豊富な水によって育まれています。
コープでは、商品の利用で森を豊かにし、
川や海の環境を守り育てる取り組みをすすめています。

 

◎豊かな海が消える?
北海道の東端に位置する野付(のつけ)半島の海は、森からの栄養豊富な水による良好な漁場です。しかし近年、環境変化などにより水揚げ量が年々減っています。
◯野付漁業協同組合の取り組み
豊かな漁場の環境保全と、限りある資源を循環させるため、「獲る漁業」から「育てる漁業」への取り組みに力を入れており、稚魚の養殖と放流などをすすめています。

 

●森で栄養をつくる(雨や雪が降り森へ)
森は雨水を受け止め、蓄えます。蓄えた雨水には栄養がたっぷりと含まれ、川へ流れていきます。

●川は森と海のつなぎ役(森の栄養が川へ)
森から流れ込んだ水の中にある落ち葉も栄養が合わさり水を豊かにします。落ち葉は水生昆虫のエサになり、水生昆虫は魚のエサになります。

●海で魚を育てる(川から海へ)
川を伝って流れ込んだ水が、海を豊かにし、魚たちを育みます。

 

●食べて応援!(海から空へ(蒸発して雲に))
対象商品のご利用で、1点につき1円を植樹活動の支援として役立てています。
[漁獲→加工→食卓→植樹]
→森がないと…
山に降った雨水の多くはそのまま蒸発したり、栄養がないまま川に流れ出てしまいます。また、土砂が海へと流入し、海を汚してしまいます。魚を育てる水をつくるには、森の存在は不可欠です。

 

《コープの森づくり》
「コープの森づくりマーク」がついた商品の利用で、1点に対して1円を支援します。商品産地での植樹を通して、海を守り育てる活動に役立てます。

 

対象商品一例
・北海道野付産 定塩秋鮭切身(甘塩味)140g(2切・個包装)/次回予定:7月1週
・焼きほぐし 野付産 秋鮭フレーク(塩分35%カット)50g×2/次回予定:6月3週
・北海道野付産 いくら醤油漬け 35g/次回予定:6月3週

 

〈コープの森づくり植樹資金 2023年度の実績〉
・寄付金額……35万2131円
・植  樹……700本
[活用内容:植樹する苗木購入とコープの森の管理費など]
寄付金額:2023年3月~2024年2月のコープあいちの寄付金額
植  樹:コープあいち、ぎふ、みえの3生協の2023年度寄付金で植樹した本数

 

《生産者との活発な交流》
◯職員との交流
川や海を豊かにする植樹活動に参加(2008年から)
「コープの森 北海道野付のお魚を増やす植樹活動協議会」では植樹を通して、野付の豊かな自然を守る活動を続けています。野付漁協で水揚げされた魚(秋鮭・ほたてなど)を使用した商品の利用で植樹資金が寄付されます。

 

◯組合員との交流
浜の母さん料理教室
組合員と生産者の交流にも取り組んでいます。毎年11月ごろに野付漁協・北海道ぎょれんのみなさんと「浜の母さん料理教室」を開催しています。
〈参加者の声〉
・貴重な魚をいただいているんだな、とありがたさを感じました
・今まで商品カタログでしか見たことがなかった野付産の鮭やいくらが、とても身近に感じました
・森から海につながっているのですね。勉強になりました

 

《海の恵みをおいしく食べよう》
「水産はぐくみ自慢」とは、環境や水産資源の管理に配慮した取り組みを行う生産者を応援し、その努力を組合員のみなさんにお伝えする東海コープ事業連合※の独自認証ブランドです。

 

この3品は対象商品!
・北海道野付産 秋鮭便利カット(骨取り・皮取り)3切/次回予定:6月3週
「北海道の東、野付半島は鮭やほたて貝などを大きく、おいしく成長させる栄養が豊富な好漁場となっています。この豊かな海を守るため、森から海へ、そして再び森へ自然の循環を守る植樹活動を継続していきます。(北海道ぎょれん 堺 基(さかい もとき)さん)」

 

・沖縄県 恩納村産 味付糸もずく(ほんのりゆず風味)55g×4/次回予定:7月1週
「コープの味付もずくは、恩納村漁協や組合員のみなさんの思いを乗せて豊かな里海づくりにつながってきました。これからも、よりよい品質の商品をお届けします。(株式会社 井ゲタ竹内 粟木雄三(あわき ゆうぞう)さん)」

 

・えびが自慢の えびフライ(特大サイズ)/次回予定:6月4週
「インドネシアの自然に近い環境で育ったえびを、これからもずっとおいしく食べられるよう、商品代金の一部を養殖池周辺の環境保全に役立てています。(丸千水産株式会社 中野 光(なかの ひかる)さん)」

 

※東海コープ事業連合:コープあいちを含め東海三県の3つの生協と協同して事業や活動をすすめ、より価値の高い生協をつくり上げていく組織

 

知って始める脱&減プラスチック

 

私たちのくらしを便利にしてくれるプラスチック。
プラスチックを取り巻くさまざまな環境問題は、世界中で取り組むべき大きな課題です。
私たちの生活に欠かせないプラスチックを、環境負荷を減らしながら使っていくために、
コープの取り組みと、私たちができることを考えます。

 

*日本は1人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量が、世界で2番目に多い
*プラスチックのリサイクル率は27.8%
参考資料:政府広報オンライン 暮らしに役立つ情報 令和元年(2019年)5月14日

 

◎コープあいちの取り組み

 

◯リサイクル
・ペットボトルの再生/コープではプラスチックを捨てずに循環させる、リサイクルに取り組んでいます。
※コープのお店で回収したペットボトルが、コープ商品のパッケージとして生まれ変わり、再びみなさんの手元に!
【店舗販売・コープ宅配→組合員が購入・利用→お店でペットボトル回収→エコセンターで選別→圧縮して
リサイクル工場へ→(再生可能なものを再度選別)→ペレット(再生原料)に→ペレットを混ぜた包材製造→商品の製造→最初に戻る】

 

〈リサイクルに出す際のお願い〉
①キャップをはずす→②ラベルをはがす→③中をすすぐ→④ボトルをつぶす
OK:飲料・しょうゆ・酒類などのボトル
NG:色付き・洗剤・化粧水・医薬品・油・ドレッシングのボトル

 

◯脱プラ・減プラ
・容器包装の改善/コープ宅配の商品案内「食品&雑貨」やお店では、「脱プラ・減プラ」に取り組んでいます。

 

〈コープ宅配の取り組み〉商品の積極的な利用が、環境負荷削減につながります。
・(「環境にやさしい植物由来プラ使用」マーク)CO・OP骨取りさばのみぞれ煮/次回予定:毎週
・(「環境にやさしいラベルレス」マーク)CO・OPラベルのない ただの炭酸水(天然水使用)/次回予定:毎週
・(「環境にやさしいプラ使用料減」マーク)CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング/次回予定:6月4週
・(「環境にやさしい紙袋」マーク)CO・OP緑豆もやし/次回予定:6月3週
・(「環境にやさしいノントレイ」マーク)CO・OP産直若鶏モモ肉/次回予定:毎週

 

〈お店の取り組み〉一部のお店で、惣菜を中心に植物由来プラスチックトレーを使用しています。

 

◎私たちができること\一人ひとりが、できることから始めよう!/ 

 

① エコマークのついた商品を選ぶ
ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品(製品やサービス)につけられています。
・CO・OPふっくら卵のオムライス/次回予定:7月2週
・CO・OPセフターE/次回予定:6月3週

 

② 商品の手前取り
すぐに食べる場合は、手前にある商品を選んでもらう「てまえどり」を呼び掛け、食品ロスを少なくするよう取り組んでいます。

 

③ 植物由来プラスチック製品を選ぶ
植物由来プラスチックの製品やパッケージに使用している商品を選ぶようにする。
・CO・OPコーヒーバッグオリジナルブレンド/次回予定:8月1週
(個包装(PET)に植物由来プラスチックを20%使用)
・CO・OPミックスキャロット200ml/次回予定:6月3週
(200mlで使用しているストローは植物由来プラスチックを90%使用)

 

④ 資源の分別回収
宅配のカタログや内袋を回収しています。カタログは再生紙に、内袋は建築資材などに生まれ変わります。
・コープからお渡ししたカタログ  ・商品案内のラッピング袋、通い箱の内袋

 

⑤ マイバッグを持参
マイバッグを使ってレジ袋を減らす。

 

⑥ マイボトル・マイ箸を使用
必要のないものは断り、繰り返し使ってゴミの量を減らす。

 

⑦ おもちゃなどのリユース
まだ使えるけれど不要になったプラスチックのおもちゃなどを、リサイクルショップやフリマアプリを活用してリユース。

 

⑧ エシカルチャレンジに参加 \今年で4年目!/
「SDGsエシカルチャレンジ2024」では環境に配慮した活動を呼び掛けています。普段から当たり前にやっていることが環境を守ることにつながっているかも。※もれなくプレゼントあり!

 

応募締め切りは:7月12日(金)
まだ間に合います!
※応募用紙が必要な方は、配達担当者またはお店のサービスカウンターにお問い合わせください