住みなれたまちで
安心してくらせるように
~豊橋に福祉の新しい拠点ができました~
コープあいちは、買い物をはじめ、住まいや生活サービスなど
さまざまなくらしをサポートする取り組みで、
地域のみなさんのお役に立てることをめざしています。
そのひとつである福祉事業で、新たな施設ができました。
(豊橋市朝丘町132)
新しい施設では福祉のさまざまな事業を行っています。
今回は「小規模多機能型居宅介護」と「地域包括支援センター」のご案内です。
【小規模多機能型居宅介護】ひとつの施設で丸ごと支援
一人ひとりのくらしが異なるように、人によって必要な支援は異なります。小規模多機能型居宅介護では、ひとつの施設がご本人の状態や要望に応じて「訪問」「通い」「宿泊」といったサービスを組み合わせて「自宅で継続して生活するために」必要な支援をします。
〈訪問・通い・宿泊〉+〈困ったときに柔軟で素早い対応〉
●自立支援…在宅生活を支える施設内の工夫
生活リハビリ/「トイレに行く」「お風呂に入る」「ごはんを食べる」といった生活行為そのものがリハビリです。また在宅生活の継続につながります。
◯室内…自宅と同じように過ごせるようにフロアを畳敷きにしています
◯浴室…一人ずつゆったり入れます。浴槽の全てのヘリに手をかけ、立ちあがりをサポートできる浴槽です
◯玄関…腰掛けられるベンチで、靴の脱ぎ履きをサポートします
◯トイレ…便器の前に設置したテーブル(ファンレストテーブル)で、姿勢を安定させることができます
◯廊下…椅子や廊下などに手すりはなく、手の力に頼らず足の筋力を発揮できるよう工夫されています
【地域包括支援センター】人と人、地域がつながる
行政の委託を受け、介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える「総合相談窓口」です。
日常生活圏域(一般的に中学校区域)に1カ所の目安で設置されています。
◯地域サロン…住みなれたまちでくらし続けるには、地域とのつながりが大切です。組合員と地域の諸団体をつなぎ、地域の方が気軽に集える楽しい催しを開催します。
《管理者コメント》向坂直巳(こうさか なおみ)さん
住みなれた地域でくらし続けていくため、介護予防の体操教室や学習会、くらしに便利な情報交換など気軽に立ち寄って一緒に学べるサロンができたらいいなと、包括のみんなとワクワクしています。
[コープあいちの総合力でみなさんのお役立ち]
「私たちがみなさんのお手伝いをします」
南 多恵子(みなみ たえこ)さん
◯訪問介護…訪問介護計画にそって、身体介護や生活援助のサービスを行います。
◯定期巡回・随時対応型訪問介護看護…定期的な訪問に加え、随時に訪問介護の提供を行うサービスです。
◯障がい福祉サービス…在宅での居宅サービスと、外出の支援を行う移動支援をします。
山口 純子(やまぐち じゅんこ)さん
◯訪問看護…看護師が居宅を訪問してサポートするサービスです。
安藤 裕子(あんどう ゆうこ)さん
◯居宅介護支援…福祉・介護の総合的な相談、介護保険の利用手続き、ケアプラン作成などを行います。
鎌倉 恵子(かまくら けいこ)さん
◯小規模多機能型居宅介護…「訪問・通い・宿泊」のサービスを一体的に提供します。
◎コープあいちの福祉事業
組合員以外の方でも要介護認定を受けた方ならどなたでも利用できます。介護のことで困ったな、心配だなと思ったらお気軽に相談ください。
●年間利用者……のべ13万6190人(2021年度実績)
●福祉施設の数……31施設
●事業内容
・居宅介護支援
・訪問介護(ヘルパー)
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護、訪問看護
・デイサービス
・ショートステイ
・小規模多機能型居宅介護
・福祉用具レンタル・販売
《生協10の基本ケア》
ケアの方法と考え方を基に考案した生協の介護サービス。
普通のくらしを取り戻すために、介護の現場で1から10までの取り組みを順に実践しています。
1. 換気をする
2. 床に足をつけて座る
3. トイレに座る
4. あたたかい食事をする
5. 家庭浴に入る
6. 座って会話をする
7. 町内へ外出する
8. 夢中になれることをする
9. ケア会議をする
10. ターミナルケアをする