テキスト版 2022年 コープあいち通信7月号
コープあいち通信7月号
2022年7月8日発行No.126
総代および地域で活動する組合員にお届けしています。
編集発行
生活協同組合コープあいち
広報広聴・デジタル推進部
TEL 052-703-6022・FAX 052-703-3387
Webサイト http://coopaichi.tcoop.or.jp/
C O N T E N T S
第13回 通常総代会報告・・・・・・・・・・・・・・P2~4
各地の話題・理事会報告・・・・・・・・・・・・・・P5
ガッテン!コープ!・・・・・・・・・・・・・P6・7
発信往来・・・・・・・・・・・・・・・・・・P8
総代会
第13回通常総代会は、全議案賛成多数で可決されました
6月13日(月) 愛知県産業労働センター(ウインクあいち)大ホール
今年も新型コロナウイルス感染拡大防止に留意し、規模を縮小の上で開催しました。森理事長のあいさつの後、理事会から議案を提案。議案審議では、会場発言4名と文書発言21名から意見をいただき、理事会から回答ののち、すべて可決されました。
第13回通常総代会アピール
世界中でパンデミックを引き起こした新型コロナウイルスも少しずつ落ち着きはじめ、社会に活気が戻りつつあります。私たちは、この新型コロナウイルス感染拡大が始まる前も、起きてからも、たすけあいの精神でお互いに励まし合いながら、支え合い、事業と活動に取り組んできました。
2月に始まったロシアによるウクライナ軍事侵攻では、多くの罪なき市民が犠牲になっています。コープあいちは、この蛮行に抗議し、武力行為の即時中止と平和的解決を求める声明文を発信しました。また、ユニセフを通した支援では、たくさんの組合員から3300万円を超える温かい募金が集まりました。
私たちは、こうしたくらしのさまざまな不安に対して、一人では解決できないことも、助け合い、協同することで解決の道に向かってすすんでいくことを知っています。さまざまな苦難を共に生きている一人ひとりが手を取り合い、つながることで明日への希望が膨らみます。
日常の消費行動も、誰かのためを考えるSDGsの視点が広がりをみせています。小さくても、できることを少しずつ積み重ねることで未来は大きく変わっていきます。
私たちは、一人ひとりが協同組合の主人公として、コープあいちや地域のさまざまな場で楽しい体験や感動を分かち合い、その中で培ってきた知恵や経験を次世代に継承していきます。
これからも手と手を取り合い、持続可能な広がりのある事業と活動を共にすすめ、みんなで未来を創っていきましょう。
平和とよりよい生活のために
2022年6月13日
生活協同組合コープあいち 第13回通常総代会
総代会に参加したみなさんから、組合員や地域のみなさんに、今年1年私たちがすすめる取り組みや、その中で大切にしたい思いを伝える呼びかけが、「総代会アピール」です。
Press Release 5月 コープあいちの取り組みを対外に発信しています
〈発信〉
◆5月11日(水) 3団体に総額1000万円の寄付を実施
~新型コロナウイルス感染症、その他 社会的課題の解決に向けて~
◆5月11日(水) あま市「子育て支援に係る連携・
協力に関する協定書」締結
〈掲載〉
◆5月17日(火) 中日新聞 あま市子育て支援でコープあいちと協定
見守り活動など連携
◆5月20日(金) 中日新聞 紺綬褒章受章 医療従事者へ応援金寄付
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第13回 通常総代会の情報はこちらからでもご覧になれます。
第13回 通常総代会
http://www2.tcoop.or.jp/news/001997.html
会場 出席者数
本人 144
委任 3
書面 385
計 532
■審議された議案と採決結果
第1号議案 2021年度活動のまとめと
事業報告書及び決算関係書類の承認の件
反対13 保留21 過半数の賛成で可決
第2号議案 2022年度活動方針予算及び事業計画の設定の件
反対20 保留36 過半数の賛成で可決
第3号議案 役員選任の件
反対32 保留38 過半数の賛成で可決
第4号議案 役員報酬決定の件
反対39 保留38 過半数の賛成で可決
第5号議案 組合員の除名の件(特別議決事項)
反対4 保留16 3分の2以上の賛成で可決
当日は総代会の様子をライブ配信しました
https://sodairoom.jp/
メールアドレスの事前登録が必要です。
議長、議事運営委員のみなさんお疲れさまでした。準備から入っていただきありがとうございました。
総代会報告は『ウィズコープ』7月号でも特集しています
総代会に出席して
総代会当日の感想から一部を紹介します
議事内容や運営について
●時間短縮もあって、全てが簡潔で分かりやすいと思いました。
●「あいちを食べよう 日本の食をたいせつに」大いに活用して健康な身体づくりを推進してほしいです。
総代会当日(会場発言・文書発言)への理事会回答について
●組合員の思いに対して真摯に対応してくださっていると思います。コープへの愛があるからこそのコメントだと思うので、改善できることは変えていってほしいです。
●会場発言の方のおっしゃることは理解できますが、今はかなり難しいことが多いと思います。今後の課題だと思います。若い声を聞いてほしいですね。
その他、お気づきのこと
●熱い総代会でした。コロナ禍で久しぶりに参加ができ、組合員としての役目が果たせたようで、小さい協力ですがこれからも参加していきたいです。
●祝電の量にびっくりしました。採決の際の重々しい空気に、自分も採決証を挙げて意志を示すときは緊張しました。みなさんの真剣な姿勢に圧倒されました。
平光副理事長 退任あいさつ
コープあいちができて12年、数々の大規模災害、新型コロナ、戦争と地球規模の災害が多発するようになり、人が人として生きる尊厳が脅かされています。人が生き抜く力とはお互いを認め合い、尊重しあい、助け合うことから生まれるものだと思います。私たちの先人も、時代時代における幾多の困難をこの「協同の力」で乗り越えながら今につないできてくださいました。新役員のみなさま方には、ぜひたすけあいの精神を大切にしつつ、時代に合わせて果敢に変えるべきは変えるという新風を巻き起こしていただき、みんなで力を合わせて活躍いただけることを心から願っています。
渡辺 新副理事長 新任あいさつ
今期を経て退任される理事・監事のみなさん、大変ありがとうございました。
新たな理事会として、主役である組合員が声を出し合い、くらしの困りごとを解決し要望の一つひとつを実現することで、「生協っていいね!」と実感することができるよう努力を重ねてまいります。子育て・単身・共働き、介護を必要とする世代、それぞれ違う営みをする組合員どうしが、その違いを誰かのくらしに役立てる知恵とすることで、よりよいくらしの実現をめざしてまいります。組合員のみなさんと一緒に、大切にしてきた生協の価値を愛知のすみずみまで広げていきます。
いつまでも安心してくらせることができる明るい未来をつくっていきましょう。
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■議案への意見と理事会からの回答
会場発言 4名
●文字だけのかんたん注文ができるだけでなく、ボランティアや他の障がい者の意見も聴きながらすすめてほしいです。
回答 雑貨の商品情報不足について、スピードを上げて登録の仕組みと運用を改善し、情報提供を増やしていきます。22年度は状況を見ながら利用者交流会の開催を検討します。
●理事候補者の選任方法について、説明を求めます。組合員活動が活発になるガイドラインを分かりやすく作成していただけませんか。
回答 2021年11月から5回にわたり委員会で協議を重ね、決定できる過半数の委員の合意が得られず1人の選出結果になりました。副理事長はじめ常勤理事、執行役員、ブロック長がサポートします。参加と運営の仕組みの見直しについては、これまでの経過や考え方などは議案書全体に掲載をしています。2023年度より地域と理事会をつなぐ場として「ブロック協議会」を設置する予定です。
●立候補者に対する定数について、組合員の組織の選挙でSDGsに反していないか。
回答 担い手の固定化などの課題もあり公告で募集する方法に19年度から変更をしました。協議では、出席の委員(組合員委員3人)の総意で推薦すべき候補者を決定することを確認してすすめました。推薦委員の規約と区域別推薦委員公募も含めた理事選出全体のプロセスを見直していきます。
●愛知県ユニセフ協会設立に向けて愛知県には設立されず残念な思いをしてきましたが、コープあいちが推進役として働きかけ、今後地域に広がっていくことを願っています。
回答 設立に向けて7月には準備委員会を立ち上げ、準備がすすみつつあります。みなさんへの報告会も計画しています。22年度中には設立ができるようにすすめていきます。今後さまざまな方とつなぎあって、愛知県のユニセフ活動の輪を広げていきましょう。
書面発言 21名
●コープあいちの今後の活動について期待していますと意見をいただきました。
回答 SDGsがめざすものは、協同組合の理念と重なり合っています。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を大切に、安心してくらせる社会の実現に向けて、事業と活動を通しみなさんと一緒に取り組みをすすめていきましょう。総代については、継続して担っていただく一方、幅広い世代により多くの方へ適切に交代しながら事業や活動を知っていただきたいと考えています。実参加が難しい場合やWeb環境に不慣れな方は相談いただければ、端末の貸出しや使用方法について対応いたします。
●役員選任、役員報酬についてご意見をいただきました。
回答 2020年第11回通常総代会での役員選任議案に誤りの件について、あらためてお詫びします。監督官庁へ事実を報告し行政指導はありませんでしたが、生協法と定款に抵触する可能性がある事案とし、書面と議案検討会で報告いたしました。さまざまな厳しい意見をいただく中、真摯に受け止め再発防止に向けた取り組みに努めていきます。理事報酬については、外部の有識者も含めた役員報酬検討委員会での検討を踏まえてその答申を尊重しました。組合員理事の働き方について、学習の場を増やしていくこと、理事活動を紹介する機会を増やすことで報酬への納得につながるようにしていきます。2022年度は、組合員の参加をひろげる新しい取り組みを始める大切な準備期間になります。振り返りを行いながら、よりよい形になるよう共に歩みをすすめましょう。
●宅配事業についてご意見をいただきました。
回答 未加入の方や利用再開の方の即利用要望については、引き続き、より利用しやすい仕組みへの改善を検討していきます。カタログ配布については、近い将来「選択制」が導入できるよう、検討・準備をすすめています。カタログを見ることで生産者・メーカーの思いが伝わることや、新しい情報発見や新規商品との出会いもあるため、今後はSNSを利用した新たな情報発信の手段を検討していきます。欠品については、天候や海外情勢により商品確保が難しくなるなどの影響があります。引き続き商品調達をすすめると共に、生産現場の状況を正しく伝え、理解いただけるよう努めます。
●組合員参加と運営のしくみの見直しについてご意見をいただきました。
回答 20年度第1回ブロック連絡会で誤解を与えてしまうような表現をしたことは、改めてお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。「参加と運営のしくみ」見直しについては、多様化するくらしの中で参加を広げていくことで意見をお聞きし、提案をさせていただいています。身近な地域で誰もが参加でき、10年後も組合員活動が続くように、柱1、柱2、柱3の組合員活動が広がるように、今後もみなさんとともにすすめていきます。23年度から新しいしくみがスタートしますが、この変更以降見直しをしないというわけでなく、よりよくなるよう組合員の声を聞きながら改善していきます。
●店舗事業と店舗における組合員活動についてご意見をいただきました。
回答 組合員活動に支えられて商品普及をすすめてきた店舗は、コロナ禍で活動できていないことが来店組合員数減少の要因の一つだと思われます。今後は店舗の商品モニターも計画しています。コロナ後を見据えた、地域の特色を生かした魅力ある個店ごとのお店づくりを組合員・虹の会のみなさんと一緒に検討できる場をつくっていきます。
●福祉事業において、サービス向上と見直し、認知症サポーター養成講座についてご意見をいただきました。
回答 認知症サポーター養成講座や生協10の基本ケアや介護については、学習会の開催を計画します。福祉と医療との連携については、今後、求められる重要な課題になっており、今年度は「医療の理解」を新たなテーマに設定し、居宅介護支援事業所を中心にさらなる医療との連携強化をすすめています。
●牛乳パックリサイクルについてご意見をいただきました。
回答 紙パックリサイクルマークは、アルミ不使用であること、パックを開いて洗浄・乾燥が条件となります。小さな紙パックやアルミ使用のパックを回収可能にした場合、店頭での回収は未洗浄のパックやアルミ使用のパックが混入する可能性があり、一部でも入った場合の選別作業が大変になるか、廃棄することになります。アルミ使用の紙パックのリサイクルは物流上の課題もあります。今後は、回収業者や回収方法の課題を整理し、品質の高いリサイクルが推進できるよう調査検討をすすめる予定です。
●未収金回収と組合員の除名についてご意見をいただきました。
回答 除名対象者を増やさないようにするため、代金未払いを抑えることを重視しています。加入時の利用・支払についての確認。1回目の再請求での未払いにおいての注文の停止。2回の督促での未払いにおいての督促状送付・電話掛け・個別訪問による請求。これらの経過を経て3年間一切の支払いがない方を除名対象者としています。生協で働くことで返済を求めることについては、さまざまな課題が発生するため、制度として制定することはできません。
●「願いをカタチに」についてご意見をいただきました。
回答 商品活動に関しては、今後も「あいちを食べよう日本の食をたいせつに」をテーマに、地元の商品の積極的な取り扱いをすすめていきます。店舗のリアルタイムでのLINE配信は、今後も店舗ごとに工夫し、食品ロス削減はポップを提示するなど、SDGsにかかわる課題について積極的に取り組みます。e-フレンズ機能の改善や商品カタログの配布の案内など、職員が「私が生協の窓口です」と自信を持って対応できるようにしていきます。
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第13回 通常総代会を終えて
理事長 森 政広
第11回通常総代会での役員選任議案の誤りについて、あらためてお詫びします。再発防止に向け、定款・規約に基づいた運営の徹底と、役員選任にかかわる手続き上の対策の実施、組織全体の内部統制の強化に取り組んでいきます。
ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルス感染症の影響、資源の枯渇が重なり、原油や商品の価格、光熱費の高騰などが私たちのくらしに大きな影響を及ぼしています。平和と核兵器廃絶を願う生協にとって、私たち一人ひとりが平和について考えるとともに、くらしを守る生協としての役割を果たすことが大切であると考えています。
環境破壊・気候変動、人権や貧困格差などの問題はより顕著になっており、私たちがめざすSDGsの目標達成に向けての取り組みがますます必要になっています。社会やくらしが大きく変化する中、世界情勢の不安定化が加速しているときだからこそ、たすけあいの気持ちを大切にし、これまで以上に、さまざまな変化に対応することが求められます。
コープあいちは、「一人は万人のため、万人は一人のために」「平和とよりよい生活のために」のスローガンを大切にし、事業と活動をみなさんと一緒にすすめていきます。
総代会後に開催された第1回理事会で、理事の役割について決めました。
この枠内のコメントは各役員の「私にとって平和とは」です
理事長 森 政広
代表理事、東海コープ事業連合 副理事長
※事業・組織全般
憲法9条は、二度と悲惨な戦争を起こさないという、当時のみんなの想いが詰まったものです。その気持ちを継承していきたい
副理事長(非常勤) 渡辺 文人
組合員視点から理事長業務を補佐し、対外業務を分担
平和を大切にするコープあいちが大好きです。組合員のみなさんと平和を守る活動を進めていきます
専務理事 箕浦 明海
代表理事、業務統括
毎日、朝が迎えられ、家族で食事ができること、笑顔でくらしができる社会が続くこと
常勤理事 藤井 誠士
宅配事業・店舗事業
一人ひとりが平和について考え、自分なりの答えをだし、そのことを意識していくことだと思います
常勤理事 小河原 昌二
福祉事業
戦争や争いごとがなく、安心してくらせて当たり前の日常生活がおくれること
常勤理事 川端 宏一
機関運営・組合員活動 管理管掌
戦争や差別がなく、自ら人生を選択し、お互いが必要とされ、そして違いを受け入れられること
非常勤理事 小野 修三
東海コープ事業連合 統括専務理事
ロシアのウクライナ侵攻の正当性の無さ、あらためて早期終結を祈念してやみません。幸せの根源的な価値は平和で協同があることです
非常勤理事 駒井 義明
東海コープ事業連合 常務理事
一日の終わりに自分がほっとできること。家族だけでなく、どんな世界でもほっとできる瞬間があってほしい
常勤監事 磯村 隆樹
平和に生きることは一人ひとりに保障された権利。命とくらしが守られる社会づくりが大切
執行役員は執行体制を強化するため、理事会として選任しています。
機関運営・組合員活動 谷口 直人
コープ宅配事業 稲嶋 清子
仲間づくり・共済・くらしのサポート 渡邉 秀
管理 相澤 大輔
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各地の話題
各地で行われているコープの組合員活動や事業所での取り組みを紹介します。
■あま市との「子育て支援に係る連携・協力に関する協定」締結 5月16日(月)
名古屋南ブロック
相互支援・協働による活動を推進し、市民が安心して子育てでき、すべての子どもが健全に成長できる環境づくりをすすめていきます。
村上市長は「コープあいちのネットワークでご協力いただけるのは心強い。これを機にさらに拡充に向けて広がっていくことを願っています」と話されました。
行政との子育て支援に関する協定締結は、今回で10例目です
■犬山市 多子世帯に紙おむつをお届け 6月上旬~
尾張北ブロック
1歳までの第3子以降の子どもがいるご家庭に、6月から紙おむつをお届けしています。2020年4月に子育て支援協定を締結しているコープあいちに市から要請があり、保護者から子育てについて話を聞き、子育ての支援につながる必要な情報をお伝えしています。異変に気付いたときは犬山市保健センターに連携します。
2カ月に1回、紙おむつの配達をしながらご家庭の様子をうかがいます
理事会報告
理事会で議決したこと、および協議したこと、報告された主な内容を報告します。
■第11回理事会報告 2022年4月5日(火)
議決したこと
1.新しい福祉事業連帯法人の設立と参加の件
全国の会員生協や生協立社会福祉法人が法人形態の枠を超え、新たな福祉事業連帯法人へ参加します。今後の福祉事業の発展に生かします。
2.第11回総代会役員選任議案における重大な誤りへの責任の件
2020年第11回通常総代会で役員選任議案における誤りがありました。深くお詫びし、現理事会は説明責任を果たすこと、個別常勤役員の責任などを確認し、再発防止のために確認手順を変更・学習教育を強めます。
3.役員選任議案の決定の件
役員の任期満了に伴い、総代会に提案する役員選任議案を確認しました。議案検討会で役員候補のみなさんを提案していきます。
4.東海コープ事業連合県別区理事の推薦の件
理事定数13人のうち県別区理事定数(愛知県)選挙区5人について、コープあいち理事会より常勤理事3人、組合員理事2人を候補者として推薦します。次期理事会発足前ですので、次期理事候補より推薦します。
協議や報告したこと
1.次期理事会の構成と定数について協議
第13回通常総代会に向けて次期理事会の構成と定数について協議し、意見を出し合いました。
2.役員報酬についての報告(役員報酬検討委員会の答申)
2022年度役員報酬について役員報酬検討委員会で答申をとりまとめ、今泉委員長より答申を報告しました。
3.2022年3月度収益の見通しと事業活動について報告
今回は一次決算を報告しました。決算確定後、議案検討会で決算関係書類を報告していきます。
4.東海コープ事業連合第28回通常総会議案の確定に向けて協議
東海コープ事業連合総会に向けて、年度のまとめや分野の方針、中期計画について補強が必要なことなどを協議しました。
■第12回理事会報告 2022年4月19日(火)
議決したこと
1.2022年度役員報酬の件
2022年度役員報酬と議案検討会に提案する役員報酬総額について議決しました。4月5日理事会にて役員報酬検討委員会の今泉委員長より答申をいただき、委員会の答申を尊重しました。議案検討会で内容について提案をしていきます。
2.第13回通常総代会 議案検討会議案書(案)の承認の件
5月の議案検討会で総代のみなさんに検討していただく、「議案検討会用第13回通常総代会議案書(案)」および「別冊資料(剰余金処分案、予算、役員選任議案、役員報酬議案を掲載)」について議決しました。
3. 「内部統制システムに関する基本方針」2021年度のまとめと2022年度の基本方針改定の件
第13回総代会議案書(第2分冊)へ記載する、内部統制の2021年度運用状況と2022年度方針改定について議決しました。主な改定点は、コンプライアンス体制の改善や教育強化、LGBTQ+への理解促進、安全運転推進、BCPの再構築と訓練、デジタル推進に伴う管理強化(セキュリティ強化)です。
4.コープあいちSDGs助成制度審査結果の件
コープあいちSDGs助成制度へ応募のあった6団体に対して助成します。助成金額(総額)は375,734円です。総代会議案書でもお知らせしていきます。
協議や報告したこと
1.ケアコープ豊橋・新しい施設建設に向けた設計及び施工業者について
新しい施設の建設に向けて各建設業者の見積や建設スケジュールなどを踏まえて施工業者について協議しました。
2.2023年度(2022-2023)総代選出の選挙区と定数について
定款第45条(総代の定数)及び総代選挙規約第5条(選挙区と選挙区ごとの定数)に基づき、2023年度(2022年-2023年)総代の選挙区及び定数について協議しました。定数は定款で500人から550人の幅と定めています。
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知って、食べて、学んで
ガッテン!コープ!
vol.16 東海コープ 小牧要冷セットセンター
みなさん、「コープあいち」と聞くと、何をイメージしますか?
コープあいちでは、宅配やお店以外にも福祉・共済など幅広い事業や、商品活動・組合員活動を行っています。
これらの事業について組合員のみなさんからいただいたご質問にお答えします。
さまざまな事業を知ることで、コープにガッテン! 第16回は、「東海コープ 小牧要冷セットセンター」です。
セットセンターシリーズは4回連載します
●東海コープ事業連合※の商品セットセンター
小牧要冷セットセンター 冷凍・冷蔵商品
小牧ドライセットセンター 青・緑色の折りたたみコンテナに入っている、ドライ商品・パン
農産セットセンター 野菜・果物・たまご
桑名セットセンター 雑貨・「いつでも注文カタログ」商品
※東海コープ事業連合…組合員の願いを実現するため、コープあいち・コープぎふ・コープみえの業務委託を受けて、商品部、企画部、物流部、生活サービス事業部、システム部として、業務をすすめています。上記センターのうち、3カ所のセンターで業務委託をしています。
Q.1このセンターはどんなことをしていますか?
A.1組合員のみなさんにお届けする冷凍・冷蔵商品を個人やグループ単位で、保冷箱(発泡スチロール製の通い箱)にセットし、コープあいち・コープぎふ・コープみえの宅配センターへ配送します。
朝の8時から夜の7時まで、全国のメーカーから商品が入荷します。ここでは冷凍商品を550、冷蔵商品を350、合わせて900種類を取り扱っています。1日に出荷される商品の数は、冷凍商品が25万~30万点、冷蔵商品が20万~25万点で、毎日約11万個の保冷箱にセットしています。
ピッキングのルールと社員教育
休憩所に設置した品質改善道場
作業マニュアルは写真や実物を掲示
作業ラインに入る前に、商品を詰める順番などを練習する
外国人研修生や、地域に住む外国人も多く働いているため、説明書は日本語以外の言語も
牛乳・ヨーグルトは一番下に。豆腐は上に載せると倒れてしまうので、安定した底に入れるようにしている
作業責任者(間口東海株式会社)
徳田 礼生
保冷箱は、組合員一人ひとりに直結する窓口になります。詰め方のていねいさも含めて、1つの商品だと考えています。組合員のみなさんに届いたときに、箱の中で商品が崩れていたり、破損していることがないよう、保冷箱への商品の詰め方にもルールを決めています。このセンターでは、常に200人以上の社員が働いています。そのすべての人が、同じように保冷箱に商品を詰められるよう、社員教育をしっかり行っています。
作業管理者(間口東海株式会社)脇田 沙緒里
スタッフには日ごろから、「どんなふうに商品が入っていたらうれしい?」「間違いや不足があったら困るよね」と問いかけ、受け取る組合員を思いながらセットするように伝えています。
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Q.2たくさんの商品を扱う仕事の工夫はどんなことでしょうか?
A.2適切な商品保管とセット作業です。
メーカーから入荷した商品は、数量、温度、破損のチェック後に適切な温度管理で品質を保持しています。数ある商品を間違えず効率的にセットするには、ピッキング作業(棚から商品を取り出して保冷箱に入れる)の流れを止めない工夫が必要です。例えば、事前に取り扱う商品のチェックは必ず行い、作業者が取り扱う商品量が均等になるよう棚割を考える、利用の多い商品は棚から取りやすい位置に配置する、取り間違えが起こりやすい類似商品は近くに配置しないなど、効率的な作業が行えるようにしています。
セット作業者一人分の範囲
保冷箱1人10箱を担当
取りやすい②③は高頻度の商品
少し取りにくい①④は低頻度の商品
商品棚と保冷箱のランプが光る
保冷箱が左から右にコンベヤーに載って流れてくる。
ランプが点灯したら商品を取って、流れてきた保冷箱へ入れる
センター長(三菱食品株式会社) 土屋 沙衣子
どんなときでもコープ商品を届けられるように
遠方の宅配センターは早く出発し、3県の宅配センター(内あいちは14カ所)に定刻通り商品お届けができるようにします。悪天候(台風、山間部の降雪など)や災害で停電が想定されるなど、さまざまなトラブルも大変ですが、宅配のトラック手配は一番大変です。
保冷箱はどうなるの?
使える箱→商品が入っている保冷箱はみなさんから回収した後にセットセンターへ戻ります。中を1つずつ見て汚れを確かめた後、金属探知機にかけて消毒液を噴射。再度点検して商品ラインに並べられます。
リサイクル箱→何度も使ううちに劣化したり、破損する箱も出てきます。セットセンター内の機械で溶かして圧縮します。専門業者によってボールペンなどにリサイクルしています。
溶かして圧縮した発泡スチロール。板状になっている
発泡スチロールを溶かす熱で暑く、臭いもきつい中、作業をするハートコープあいち※の職員
※コープあいちの子会社。障がい者を雇用し、あいち・ぎふ・みえ3生協の事業所で発生するリサイクル品を集約、圧縮・加工を行い資源リサイクル業者に売却する事業を行う
商品の品質を保つためにみなさんへ お願いしたいこと
夏場は「アイスクリームが溶けている」というお申し出が多くなります
商品が溶けるのを防ぐためにも、お手元に商品が届きましたら、すぐに冷凍庫にしまってください
センター内の壁には気を付ける商品が一目で分かるように
組合員からの意見を見える化
お申し出一例
・袋が破れていた
・中身がつぶれていた
・トレーが割れていた
当センターが起因のお申し出です
お申し出一覧と原因・対策も一緒に掲示
ガッテンしていただけましたでしょうか。次回は「農産セットセンター」です。
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発信往来
コープあいち通信を読まれた総代のみなさんの感想や総代どうしの交流のコーナーです。
コープあいち通信を読んで
3・4月号のアンケートは135通お寄せいただきました。
ありがとうございます。一部をご紹介します。
〈総代年代〉
〈アンケート返信〉
ほこチャンネル開設から4カ月 ご覧になった感想は?
コモパンは作り方を知ると印象がガラッと変わる商品の一つだと思います。実際に私も「なぜこんなに日持ちするの?体に悪いものが入っているのだろう」と思っていました。しかし、特集などで長持ちする理由やこだわりを知るうちに、信頼できる商品へ変わりました。作り手のことを知るって、大切なことですね。(東海市 30代)
店舗の動画では、利用するお店は本山と上社だが、お店によって雰囲気が随分違うことが分かった。LINEのお友達登録をしているので役立っている。それぞれの部門で「わたしのおすすめ」が伝えられるのはいい。「ふれあい便」もいい。(名東区 60代)
コモパンは、イースト菌ではなく天然酵母(パネトーネ種)と乳酸菌で作られ、酸性度は低く傷みにくいこと、水分も低くかびにくいこと、これらの相乗効果で保存料が少なくても長持ちすると分かりました。店舗の動画では、知り合いの方がコメントを出されていて思わず「同感!」と口にしてしまいました。みなさん「コープ愛!」は同じですね。(名東区 70代)
生協のお店については、遠くて行く機会はほとんどないので、あまり興味を持てませんでした。でも、一度は行ってみたいなと思わせてくれる内容だったと思います。(設楽町 70代)
興味深く拝見しました。子どもも分かりやすかったようで、見た後、いろいろと話ができました。(緑区 40代)
コモパンは以前学習会に参加しました。それまでは「長持ちの裏には添加物など、体によくないものが入っているのでは?」とマイナスイメージがありましたが、学習会に参加して乳酸菌のことや仕組みを知り、体にいいことに気付き、よく購入するようになりました。知らないということは怖いこと、もっといろいろと勉強したいなと思いました。(豊川市 30代)
はぐくみ自慢の「産直若鶏むね肉」のような、工場見学の動画が楽しくて好きです。店舗の動画は、近所にお店がなくて行ったことがないので、雰囲気を知ることができてよかったです。2本とも総代2年目の私には参考になりました。(春日井市 40代)
コモパンの長持ちする理由やローリングストックの意義がとてもよく分かりました。店舗の動画は、映像からお店の様子がよく分かりました。その場所での職員さんの生の声を聞くことにより、とても興味が湧き、いつもとは違うお店に行ってみたいと思いました。PR効果抜群だと感じられました。(春日井市 60代)
店舗動画は、お店の規模が大きい店は品ぞろえがすごいなと思いました。小規模な店でも周りの組合員のニーズに合った商品サービスで、盛り上げてほしいなと思います。(岡崎市 60代)
ガッテン!コープ!(仲間づくり)
コロナ禍においては、妊婦さんや赤ちゃんがいる方には、感染リスクが少ないオンラインでの対応がよいと思います。スマホで簡単に対応でき、そのよさを知りました。時代や環境に合った対応を感じました。今後も続けていってほしいです。また、仲間づくり専任の方が、会話の中にその人に合った商品を提案するよう心掛けておられることに、親切な対応を感じました。(豊川市 70代)
コロナ禍と仕事で、グループ活動やブロック連絡会に参加できなくなりました。LINEやWeb、紙面はありましたが、生協を通じて直接のやり取りがほとんどない1年でした。やはり寂しいと思うので、企画や活動を再開して、組合員を増やし、いろいろな活動ができることを願っています。この機会に増えたオンラインのコンテンツは今後、より広がりますように。(西区 30代)
組合員が増えると、さまざまな要望が実現されるという理由から、仲間づくりが重視されることが理解できました。ところが、全国の組合員加入率をみると、なんと、愛知県はとても低いではないですか!!これからすすんで声掛けしようと思います。(扶桑町 60代)
コープあいちの世帯加入率が約16%と少ないことに驚きました。仲間づくりをしていきたいとは思うものの、どう声を掛けようかと悩みます。お節介と思われたら嫌だなとも思います。まずは、チラシをポストに入れることからでも始めようかと考えています。(豊橋市 50代)
組合員がすごく増えたと感じていましたが、全国から見ると愛知県だけ少ないことに驚きました。福祉事業をはじめ、子育て中の方にも地域にも優しく、こんなにコープが素晴らしいのになかなか伝わっていないのが現状なのかなと思います。活動を通して、コープあいちの組合員が増えていくよう考えていければと思いました。 (尾張旭市 30代)
春の総代会議
「組合員参加 3つの柱と支援」について、本当によい内容です。40年以上前、生協を知り加入したころ、こんなにいろいろと内容があったのか記憶が不明瞭ですが、80歳を過ぎて総代になり、アンケートを書かれた方の年齢を見て、子育て中や社会で中堅の方の生協に対する意気込みは素晴らしいと思いました。(岡崎市 80代)
各地の話題
「リデザインプロジェクト」は、各店持ち回りで、多くの組合員が利用できることを希望します。見て、触れて、関心を深めることが一番ですね。(岡崎市 70代)
発信往来
みなさんのコープあいち愛が溢れていて、読んでいるだけで、幸せな気持ちになりました。私もたくさんの方々に、コープあいち愛を届けられるように、もっともっとコープあいちのことを知っていかなくてはと思いました。 (春日井市 60代)
自分は何となく総代になってしまったのですが、みなさんの「総代になった理由」を読んで、せっかく総代になったのだから、自分の意見が少しでも反映できるよう勉強していきます。(豊川市 60代)
総代のみなさんがどのような意見を出されているのか、また、総代になった理由を読み、自分の立ち位置を確認しました。さまざまな年代の総代が、それぞれの要望や視点を発信されていて、視野が広がりました。(瀬戸市 50代)
コープあいち通信を読んで
仲間づくりの必要性が分かりました。コロナ禍でなかなか難しい面もありますが、これから積極的にできたらいいなと思います。ブロック連絡会の意見も、コロナ禍で大きく変わってしまった活動や運営への戸惑いを感じました。でも継続するためには?という前向きな気持ちが伝わり、こちらもがんばろうという気持ちになりました。(安城市 30代)
組合員になってまだ1年足らずです。暑いさなか重いお米や洗剤などを運んでいただき感謝。冷凍商品が溶けないように保冷剤を大量に入れていただき感謝。雪が降っていたにもかかわらず、傘もささずに何度も足をはこんでいただき感謝。商品をていねいに扱いながらゆっくりと、また、スリップしないように安全運転をしていましたね。配達担当者さんに心から感謝です。(西尾市 60代)
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